ファスティング中にプロテインを飲んではだめ!?おすすめの飲み物は?

ダイエット

あなたは、最近話題になっている「ファスティング」を知っていますか?

ファスティングとは、一定期間固形物を摂取しないことで、身体の調子を整える行為のこと。

「代謝が上がって痩せやすくなる」「肌がきれいになる」など、さまざまな効果があるようです。

ある日、私はふと思いつきました。

ファスティング中にプロテインを飲むのはだめなのかな?

ファスティング中にプロテインを飲むのがだめじゃないのなら、腹持ちもいいし、私もファスティングに挑戦できるかも…!

そんな希望を抱いて、今回は、ファスティング中にプロテインを飲んでもいいのかだめなのか調べてみました!

ファスティングの基本的な知識や、おすすめの飲み物についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください♪

ファスティング中のプロテインはだめ!?避けるのがベスト

ファスティング中にプロテインを摂取するのは絶対にだめ!というわけではありません。

しかし残念ながら、「おすすめもされていない」というのが事実のようです…。

でも、プロテインを活用するダイエット方法はたくさんあるよね!?

ダイエットにも用いられることの多いプロテインを、ファスティング中はなぜ控えなければいけないのでしょうか?

その理由を詳しく調査してみました!

【理由】ファスティングの効果が下がるため

ファスティングの目的は、胃腸を休ませ、毒素や老廃物を排泄する機能を高めること。

結果的に体重が減少するということはあり得ますが、減量そのものが目的ではありません。

たんぱく質を効率よく摂取することのできるプロテインは、カロリーが比較的高いため、消化吸収に時間がかかります。

そのため、胃腸の負担となり、ファスティングの効果を下げてしまう可能性があるのです。

デメリットが大きいからこそ、「ファスティング中にプロテインを飲んではだめ」と言う人が少なからずいるわけなんですね。

せっかくファスティングに取り組んでいるのに、効果がダウンするようなことは避けたいよね…

食事をしてもよい時間にプロテインを少量摂るのはOK

しかし、飲むタイミングと量に気をつければ、ファスティング中にプロテインを飲むのはだめではありません。

私たちは普段、食事をすることでエネルギーを生産し活動しています。

ファスティングによって食事の量が減ると、エネルギーの原料が不足してしまいます。

その不足分を補うため、身体は脂肪や筋肉を燃焼させてエネルギーを作り出します。

つまりファスティングは、脂肪だけでなく、筋肉も落としてしまう傾向があるのです。

筋肉が落ちれば当然、代謝も落ちてしまい、脂肪燃焼の効率が悪くなってしまいます。

しかし、プロテインを適度に摂取することで、筋肉の減少を抑えられると言われています。

ポイントは、ファスティング中の食事をしてもよい時間帯に飲むことと、あくまでも栄養補助食品として少量を摂取するということ。

ファスティング中もプロテインを上手に活用して、理想の身体を目指しましょう!

摂り方に気をつければ、プロテインもファスティングの味方になってくれるんだね♪

ファスティングでプロテインに頼らないやり方を紹介!

ファスティング中の飲み物として、腹持ちのいいプロテインに頼ることはおすすめされない…ということが明らかになりました…。

しかし、ファスティングについて調べていると、いろんな人がさまざまな方法を紹介しています。

結局、どんなファスティングなら効果が出やすいんだろう?

この章ではファスティングの基本的な知識や、プロテインに頼らないおすすめの方法などについてお伝えしていきます!

ファスティングとは「一定期間固形物を摂らずに過ごす行為」

ファスティングとは、一定期間固形物を摂らずに過ごす行為のこと。

エネルギーになるものを一切摂らず、水のみで過ごす「絶食」とは異なります。

現代人は昔に比べ、運動量が減っているにもかかわらず、動物性たんぱく質や脂肪、糖質などの摂取量は増加しています。

そのため、胃腸などの消化器官をはじめとした内臓は疲れ切ってしまっているのだそう…!

ファスティングを行えば、過労状態の内臓を休ませ、身体の中をリセットすることができるのです。

ファスティングの期間は半日から数日間、長いものだと2週間などさまざまです。

食事をしてもよい時間帯に摂取するものや、栄養素が決められている方法もあります。

「食べられなくてつらい」というよりも、「身体がスッキリした」「肌がピカピカになった」などのうれしい効果の方が大きいため、一度経験するとハマってしまう人も多いそうですよ♪

効果が実感できると、モチベーションもアップするよね!

内臓を休ませると身体にいいことがたくさん起こる!

食べ物が消化吸収・排泄されるまでの時間は、個人差もありますが、およそ24〜72時間程度です。

それぞれの過程でかかる時間は、胃で平均2〜3時間、小腸で5〜8時間、大腸で15〜20時間と言われています。

食事以外の時間も、身体のために休みなく働いている内臓。

これらをファスティングによって休ませると、驚くほどさまざまな効果が得られるんです!

デトックス効果で腸内環境が整う♪

ファスティングによって固形物が入ってこなくなり、消化吸収のために働く必要がなくなった内臓は、もうひとつの役割に集中するようになります。

それは、毒素や老廃物などのいらないものを体外へ排出すること。

さらに、積極的に水分を摂ることで腸の蠕動運動も促進され、お通じが良くなります。

身体に溜まった余分な水分も排出されやすくなるため、むくみの解消にもつながります!

こうして腸内環境が整うと、免疫力の向上やアレルギー症状の緩和、肌荒れの改善効果なども期待できるんですよ♪

腸が整うだけで、いいことがこんなにたくさんあるんだね!

代謝酵素が活性化して美肌に導いてくれる!

例えば、消化酵素は食べたものを吸収しやすいように分解する役割があり、代謝酵素は新陳代謝や自然治癒を促す役割があります。

ファスティングを行うと、消化酵素の消費が抑えられる分、代謝酵素が活性化します。

代謝酵素が働くことで、傷ついた細胞が修復され、肌もきれいになるんです!

集中力がアップして仕事がはかどる!?

午後もがんばらなくちゃ!とランチをしっかり食べたら、眠くて仕事が進まなかった…なんてことありませんか?

これは、食べ物を消化吸収するために血液が胃腸へ集中してしまい、脳に十分な栄養が行き渡っていないから。

ファスティング中は、胃腸が活動するための血液も少ない量で済みます。

そのぶん脳に血液が送られやすくなり、頭が冴えて集中力がアップする効果が期待できるんです!

初心者におすすめなのは「16時間」と「1日」

ここからは、ファスティングの具体的な方法について見ていきましょう。

ファスティングにはさまざまな種類のものがありますが、「条件が厳しいものほどいい」というわけではありません。

ファスティングの目的や、自分のレベルに応じて適切なものを選ぶことが大切です。

初心者の方は、まず「16時間ファスティング」や「1日ファスティング」から取り組むのがおすすめです!

16時間ファスティング

16時間ファスティングは、1日のうち8時間程度以内に朝食・昼食・夕食をとり、残りの16時間は食事をしないという方法です。

食事をしない時間は水分補給をしっかりと行いましょう。

食事をする時間は自由に決められるので、食事をしない時間帯を睡眠時間と重ねることもできます。

準備期や復食期は必要なく、手軽に行えるというメリットがあります。

また、心身への負荷も少ないので、ファスティングを習慣化したいという方にもおすすめ!

週1回でも、定期的にファスティングを行うことで痩せやすい身体につながります。

何度か挑戦してみたけど、私の生活リズムには合ってないのかも…

そんな時は無理をせず、食事をする時間を12時間に伸ばすなど、「これならできるかも?」と思う方法を試してみましょう♪

1日ファスティング

1日ファスティングは、丸1日固形物を摂らず、水分だけで過ごす方法。

16時間ファスティングよりも難易度は上がります。

「初心者だけど、ファスティングの効果をしっかり感じたい!」という方におすすめです。

準備期(ファスティング前日)の昼食や夕食は、胃に優しい準備食で翌日に備えましょう。

排泄の促進や脱水症状の防止のため、当日は2リットル以上の水分を摂取します。

復食期(ファスティング翌日)は、準備期と同様、消化器に負担のかからないものを摂るようにしましょう。

2日や3日以上のファスティングをしたいという方も、まずは1日ファスティングに何度か取り組み、身体を慣らしてから挑戦してみてください。

ハードな運動を行う日や、カロリーの消費量が多い日は避けてくださいね!

プロテインに頼れなくても、自分のペースでチャレンジしてみよう♪

ファスティングでプロテイン以外に飲んでもいいものは?

ファスティングで重要なのは、食事をしない時間、水分補給用に飲むドリンク。

水とお茶以外のものなんて飲めるわけないよね…

そう思いながら、実際に調べてみると…意外な結果に驚きました。

ファスティング中、プロテインのほかに飲んでもいいものは案外たくさんあるんです!

あなたの生活にも取り入れやすい飲み物が、きっと見つかるはず。

ファスティング中、プロテイン以外にも飲んでもいいものを複数用意しておけば、つらい時間も乗り切れるのではないでしょうか?

この章ではファスティング中、プロテイン以外に飲んでもいいものの具体例と、選び方のポイントについても紹介していますので、ぜひチェックしてください!

常温の水・白湯

ノンカロリー、ノンカフェインの水はもちろん飲んでOK!

ただし、冷たい水は内臓を冷やし、胃腸の不調につながる可能性があります。

常温の水か、ぬるめの白湯がおすすめです。

炭酸水

炭酸水ならお腹がふくらむだけでなく、爽快感を味わうこともできますよね!

飲んでもOKなのは、甘味料などが入っていないもの。

冷蔵庫でキンキンに冷やしたくなってしまうかもしれませんが、水と同様、常温で飲む方がよいでしょう。

グリーンスムージー・青汁・野菜ジュース

グリーンスムージーや青汁、野菜ジュースは、ファスティング中に不足しがちなビタミンやミネラルを補うことができます。

市販のものを利用する場合は、成分や製造方法をよく確認し、無添加のものを選ぶようにしましょう。

自分で作る場合にも、果物の量や種類によっては糖分が多くなってしまうため、注意が必要です。

ノンカフェインのお茶

麦茶・ルイボスティー・そば茶・はとむぎ茶など、ノンカフェインのお茶もおすすめです。

ハーブティーなら種類も豊富ですし、よい香りに癒されますよね♪

無調整豆乳

豆乳は腹持ちがよく、食欲を抑えてくれるとも言われています。

大豆イソフラボンも摂れるため、ダイエット中の女性の強い味方!

調整豆乳は、油脂や糖類が加えられているので避けましょう。

味噌汁

具なしの味噌汁なら、ファスティング中の飲み物として摂ることができます。

ただし、インスタントの味噌汁には添加物なども入っているためNG。

酵素ドリンク

酵素ドリンクとは、生の野菜や果物を発酵・成熟させ、抽出した飲み物です。

野菜や果物以外にも、海藻類やきのこ類・穀類・豆類などを加えたものなどもあります。

無料モニターの募集や、お試しサイズを販売しているブランドも多いため、自分の目的や味覚に合ったものを探してみるのがおすすめです!

コーヒー・紅茶・低脂肪牛乳・甘酒は少量ならOK

ファスティング中の飲み物は、低カロリー・ノンカフェインが基本です。

ただし、ブラックコーヒー・紅茶・低脂肪牛乳・甘酒なら少量飲んでOK!

通常の牛乳は消化吸収に時間がかかり、胃腸の負担となるため避けましょう。

アルコール・ジュース・スポーツドリンクは控えよう

ファスティング中のお酒は我慢しましょう。

アルコールを分解するため、休めていた胃腸に負担がかかってしまいます。

空腹の状態で飲酒すると悪酔いしやすく、体調不良にもつながります。

ジュースやスポーツドリンクも、糖分やカロリーがたっぷり含まれています。

どうしても飲みたい場合は、食事をしてもよい時間におやつとして少量摂るようにしましょう。

まとめ

  • ファスティング中にプロテインを摂取するのは、だめではないがおすすめでもない
  • プロテインは摂り方に気をつければ、ファスティング中の筋肉の減少を抑える効果がある
  • ファスティング中、プロテイン以外に飲んでもいいものは意外とたくさんある!

ファスティング中、食事をしない時間帯にドリンクとしてプロテインを飲むことはできません。

しかし、食事をしてもよい時間に少量であれば飲んでもOKです!

水分補給のためのドリンクも選択肢が多く、「これなら私にもできるかも!」と感じました。

ファスティングにはメリットも多いので、興味のある方は、この機会にぜひチャレンジしてみてください♪

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